Vプレミアリーグの久光製薬スプリングスのエースで、全日本チームでも中心メンバーの一人として活躍している新鍋理沙(しんなべりさ)選手は、高校時代は1年生の時からインターハイや春高バレーなどで大活躍していました。
ロンドンオリンピックでも代表メンバーに選ばれ、日本女子28年ぶりの銅メダル獲得に貢献したのです。
しかし、その後、全日本の木村沙織選手や眞鍋監督との不仲が原因で、リオオリンピック代表入りを辞退したと、週刊文春で報じられたことがありました。
その真相のほどは、どうだったのでしょうか?
今回は、新鍋理沙選手の高校時代の活躍ぶりや、週刊文春が報じた「木村沙織選手や眞鍋監督との不仲」説の真偽について、検証しました。
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新鍋理沙の高校時代の活躍ぶりは?転校してたって本当?
新鍋理沙選手は、両親の影響で小学1年生からバレーボールを始めています。
地元の鹿児島県霧島市立国分南中学校を卒業した後、体育コースもある九州のバレーボール強豪校である鹿屋中央高校に進学し、さらに実力を磨きました。
高校では、1年生の時にインターハイで全国優勝、翌年の春高バレーベスト4などを経験し、高校時代から活躍していました。
ところが、3年生の時に、宮崎県の延岡学園高校に転向しています。
3年生での転校って、普通は考えにくいのですが、何か、特別な事情でもあったのでしょうか?
実は、2年生の時に、鹿屋中央高校のバレーボール部監督の体罰が発覚し、ニュースにも取り上げられた事件があったのです。
ひと昔前の時代は、スポーツ強豪校ならどこでも、多かれ少なかれ同じようなスパルタ指導が日常的に行われてきたわけですが、度が過ぎた「愛のムチ」は、暴力でしかありません。
この時、新鍋理沙選手が実際に体罰を受けたのかどうかは不明ですが、かなりつらい経験をされたのですね。残念でなりません。
この事件の影響で、部活動としての練習ができなくなり、3年生の時に、やむなく同じバレーボール強豪校の延岡学園高校に転校したというわけです。
延岡学園高校時代は、1年後輩に同じ全日本メンバーの内瀬戸真実選手がいました。おそらく1年間一緒にプレーしていたと思われます。
ところで、高校時代の新鍋理沙選手は、今と違って、髪も超短髪でボーイッシュだったそうです。
確かに、鹿屋中央高校時代の画像を見ると、男の子かと思うほどで、今とは別人のようです。
ただ、この時は、新鍋理沙選手だけでなく、女子部員は皆、短髪にハチマキというチームカラーだったようですね。
延岡学園時代になると、同じボーイッシュながらちょっとだけ垢抜けて、可愛いらしく見えます。
いずれにしても、高校時代は、バレーボールに青春を賭けていた様子がよくうかがえます。
今では、髪も伸ばして、すっかり大人の女性に成長した雰囲気が伺えますよね。
新鍋理沙と木村沙織の不仲説が文春でスクープされたって本当?
新鍋理沙選手が、2016.年のリオオリンピックの代表入りを辞退した際に、「全日本の眞鍋監督や木村沙織選手との不仲」説が週刊文春に報道されましたが、真相はどうなのでしょうか?!
確かに、2016年8月の週刊文春で、「木村沙織に反発!女子バレー代表入りを拒否した美人選手!」という見出しで、木村沙織選手に反発した美人選手というのが新鍋理沙選手であるとスクープされました。
記事の内容は、新鍋理沙選手が「眞鍋さんは、沙織さんを特別扱いしている」と反発、それがチーム内で知れ渡ってしまい、レギュラーから外されるはめに。
さらに、眞鍋監督から「お前は、サーブレシーブだけしていればいい」と言われ、ショックを受け、以来全日本入りを拒否するようになった、という主旨でした。
しかも、新鍋理沙選手が「眞鍋さんと沙織さんが嫌だ」とはっきり言ったそうだ、とも書かれています。
一方、木村沙織選手が新鍋理沙選手をどう思っているのかは、わかりません。
結局、リオオリンピックの代表入りを辞退したのは、あくまでケガのせいだということになっていますが、ケガは表向きの理由に過ぎなかったのでは?という見方も相変わらず消えてはいませんでした。
確かに、バレーボールに限らずチームスポーツでは、選手同士の確執や、監督の戦術ややり方に不満を持つ選手が表れるのも、けっして珍しいことではありません。
まして女子選手の場合ともなると、実力以外に妬みや嫉みも加わって、結構どろどろした関係になることもあり得ます。
しかも、エース級の選手同士となればなおさらです。「両雄並び立たず」とはよく言ったものです。
週刊誌情報なので、多少の誇張はあるかも知れませんが、当時の状況から判断すると、新鍋理沙選手が眞鍋監督のハイブリッド6など戦術ややり方に不満があったというのは、あながち、まったくのデマであるとも言い切れません。
ただ、新鍋理沙選手と木村沙織選手が本当に不仲だったのか、また、具体的にどの程度の不仲だったのか、ということについては確証がつかめていませんので、真相のほどはわかりません。
それにしても、2016年に全日本の代表監督が中田久美さんに代わり、2017年に木村沙織選手が現役引退を表明したのと入れ違いに、新鍋理沙選手が代表メンバーに復帰したのは、単なる偶然でしょうか・・・。
新鍋理沙のプロフィール
新鍋理沙選手は、鹿児島県姶良郡福山町(現在の霧島市)出身で、1990年7月11日生まれの今年28歳になります。
両親がバレーボールをしていた影響で、小学1年からバレーを始めました。
バレーボールの強豪校、鹿屋中央高等学校に進学し、インターハイ優勝、春高バレーでベスト4入りを果たしています。
3年生の時に宮崎県の延岡学園高校に転校。卒業後、2009年にプレミアリーグの久光製薬スプリングスに入団しました。
1年目は、わずか2セットほどの出場機会しかありませんでしたが、2年目には同期の岩坂名奈選手とともに活躍し、プレミアリーグ最優秀新人賞に選ばれました。
以降、スタメンとして出場するようになり、多くの試合で活躍しました。
その活躍が評価され、2011年3月には全日本女子チームに召集され、同年11月のワールドカップでは、岩坂名奈選手と共に最年少コンビとして注目を浴びました。
2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーにも選出され、持ち味の安定したサーブレシーブでチームを支え、日本女子28年ぶりの銅メダル獲得に貢献したのです。
2012~13のVプレミアリーグでは、所属チームの久光製薬スプリングスの6年ぶりの優勝に貢献し、さらに翌シーズンも2連覇に貢献し、新鍋理沙選手自身もMVP・ベスト6・サーブレシーブ賞に輝きました。
2014年も全日本チームのメンバーとして、ワールドグランプリや世界選手権に出場しましたが、2015年からケガのため、全日本チームから離れることになります。
2017年から、全日本チームに復帰し、同年8月のアジア選手権で10年ぶりの優勝の原動力となり、自らもMVPを獲得しました。
新鍋理沙選手は、身長173cmと小柄ながらも、ウイングスパイカー(両サイドからスパイクを打つ、いわゆる点取り屋)として、今や全日本チームになくてはならない存在です!
当然、2年後の東京オリンピックへの出場に向けて、特に、リオで出場できなかった分も含めて、心中期するものがあるでしょう。
ケガにだけは気を付けて、頑張って欲しいですね!
新鍋理沙はリオオリンピックを辞退していた?
2012年ロンドンオリンピックで、日本女子チームの銅メダルに貢献した新鍋理沙選手は、当然次のリオデジャネイロオリンピックでも活躍が期待されていました。
しかし、リオオリンピックには出場していないのです。一体、どうしたのでしょうか?
2015年に、新鍋理沙選手は、ケガを理由に全日本のメンバー入りを辞退し、結局リオオリンピックの代表にも選ばれなかったのでした。
ところが、2016年8月の週刊文春で、新鍋理沙選手がリオオリンピックの出場を辞退したのは、実は「眞鍋監督や木村沙織選手との不仲」が原因であると、スクープされたのです。
確かに、当時、新鍋理沙選手はケガをしていて、万全の体調ではなかったことは事実のようです。
一方、新鍋理沙選手が、眞鍋監督のハイブリッド6など戦術ややり方に不満を抱いていたことも、本当のように思えます。
新鍋理沙選手と木村沙織選手が本当に仲が悪かったのか、またそうした噂の出どころが、どこなのかもわかりません。
一方、ケガの程度がどの程度のものだったのか、本当にリオオリンピックには間に合わないほどの重傷だったのかどうかも、今となっては真相はわかりません。
どうも違和感が感じられるのは、全日本からは外れていた間も、Vプレミアリーグでは、所属の久光製薬スプリングスの中心選手として活躍している点です。
ケガを表向きの理由にして、眞鍋監督への不満が積もり積もって、代表入りを拒んだとしても、不思議ではないでしょう。
いずれにしても、真相はどうあれ、過去のことをいつまでも引きずっていても仕方がありません。
新たに全日本の代表監督に就任した中田久美さんの元で、代表メンバーに復帰した新鍋理沙選手、今後も全日本で活躍していくことでしょう。
そして、ケガに気をつけて、今度こそ東京オリンピック出場に向けて、同期の岩坂選手と切磋琢磨しながら頑張って欲しいと思います!
新鍋理沙はどんな性格?私服がかわいいって本当?
新鍋理沙選手の性格についてですが、見た目からしておっとりしてそうですが、実際にのんびり屋な性格みたいですね。
新鍋理沙選手のチームメイトで仲が良いという、同じく代表選手の岩坂名奈選手のコメントにも、「新鍋選手はかなりマイペース性格」とあるように、何でも準備したりするのが遅く、岩坂選手はその都度毎回待たされているそうです。
実際に新鍋理沙選手がインタビューされている姿を見ても、物静かな語り口からは、どこかのんびり屋な雰囲気は出ていますし、本当にマイペースな性格をしているんでしょうね。
ひょっとしたら、ちょっと天然も入っているかも・・・と思いたくもなるほどです。
でも、そんなところも新鍋理沙選手の可愛い部分かも知れませんね。
それでも、いざ試合になると、バリバリ仕事してくれるので、闘志を内に秘める、芯が強いタイプなのではないでしょうか。
さて、高校時代からイメチェンして、可愛らしくなった新鍋理沙選手は、その私服姿が可愛いというもっぱらの評判ですが・・・、実際はどうなのでしょうか?
私服の画像をいろいろ探してはみたのですが、ジャージやポロシャツなどのオフのカジュアルな服装が主で、コートに立って試合に臨むときとはまったく異なる、リラックスしたのどかな表情を見せてくれています。
まあ、確かに可愛いといえば、もちろん可愛いのですが、どちらかといえば、ふだん見慣れているユニフォーム姿で躍動している時の方が、よりカッコよく見えるように感じられるのですが・・・。
人によって、見方はいろいろだと思いますが、やはり、スポーツ選手の場合は、私服より本来の仕事着(ユニフォーム)姿の方が似合っているように思えますが、どうでしょうか?
新鍋理沙に彼氏はいる?
新鍋理沙選手に「彼氏」はいるのでしょうか?
今までのところ、新鍋理沙選手に「彼氏がいる」という表立った情報はありません。
もちろん、ただ単に情報が流れていないというだけで、一概には言い切れませんが、現段階では、いろいろ調べてみても、新鍋理沙選手の恋愛情報については、確認できませんでした。
スポーツ選手の場合、よほどのビッグネームの有名人か、お相手が芸能人といった場合を除いては、マスメディアでは取り上げられることはほとんどありませんので、実際のプライベートなところまではわからないというのが実情です。
自分から積極的にアプローチするようなタイプではない印象を受けますが、グラチャンバレーのアンケートでは、好きな男性のタイプは「やさしい人」、「おもしろい人」と答えていました。
結構、普通といえば普通ですが、具体的にいうと、EXILE、三浦大知、巨人の亀井義行選手だそうです。
また、グラチャンバレーのアンケートによると、「他競技で仲の良いアスリートは?」という質問に、日本ハムファイターズの榎下陽大(えのした ようだい)元選手と仲が良いと答えていました。
榎下選手は、新鍋選手と同じ鹿児島県出身で、今年29歳。2010年のドラフト4位で日本ハムファイターズに投手として入団しましたが、目立った成績は挙げられず、2017年に現役を引退。その後球団職員として、現在は業務提携球団の米国テキサス・レンジャーズへ派遣されています。
二人共同じ鹿児島県出身という以外に共通点があまりないように思われますが、どのように仲良くなったのか不思議ですね。
アンケートに答えるほどですから、結構親密なのかも知れません。
ただ、榎下さんは、すでに2013年に結婚されているので、「彼氏」の対象からは外れますね。
新鍋理沙の結婚相手が石橋という噂がある?一体だれ?
いつの頃か、新鍋理沙選手が結婚されたという噂が飛び交ったことがありました。しかもその相手は「石橋」というのです。
この噂は、本当なのでしょうか?
突然の噂で、びっくり!された人も多いと思います。しかも、結婚相手とされる「石橋」って、一体誰なのか?
「石橋」というと、とんねるずの石橋貴明さんぐらいしか思い浮かびませんが・・・、はてさて、一般人の石橋さんなのか。
そもそも、この石橋なる人物は、一体どこから浮上したのでしょうか?噂の出所すら、わかりません。
スポーツ選手の場合、結婚のような大切な情報については、所属チームから公式に発表されますし、スポーツ新聞などでも報道されるのが一般的です。
そうした形跡が一切ありませんので、どうやら事実ではないと言えます。
昨年夏頃まで、ケガのため全日本メンバーからから2年余ほど外れていましたので、結婚したのではないかという勝手な憶測がいつの間にか一人歩きしてしまった結果かも知れませんね。
予想通りというか、新鍋理沙選手の結婚情報は、やはり信ぴょう性のない、いわゆる「とんでもネタ」のようでした。
とりあえず、新鍋選手のファンの男性諸氏は胸を撫で下ろしてよいと思いますが、こうした
アングラ情報に振り回されないよう、ネット社会の落とし穴にはくれぐれも気を付けたいですね。
新鍋理沙の高校時代も活躍してた?文春で不仲説が流れたのは誰となのか!まとめ
今回は、新鍋理沙選手の高校時代の活躍ぶりと、週刊文春に報道された「全日本の木村沙織選手や眞鍋監督との不仲」説の真偽について、まとめました。
実際のところ、新鍋理沙選手と木村沙織選手との不仲については、真偽のほどははっきりわからず、あくまで噂の域を出ていません。
ただ、眞鍋監督との関係については、眞鍋監督の戦術ややり方について、新鍋理沙選手は不満を抱いていたようなので、不仲というのはある程度当たっているとも言えるのではないでしょうか。
新鍋理沙選手は、これからも、全日本の中心選手の一人として、大いに活躍が期待されます。
それだけに、くれぐれもケガに気を付けて、東京オリンピックを目指して、頑張って欲しいと思います。