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アレクサンダーズベレフの経歴とプロフィール
アレクサンダー・ズベレフ選手は、ドイツ・ハンブルク出身で、1997年4月20日生まれの今年21歳。
正式名は、アレクサンダー・アレクサンドロヴィチ・”サーシャ”・ズベレフ(Alexander Alexandrowitsch “Sascha” Zverevと言います。
名前から推察できるとおり、国籍はドイツですが、ロシア系です。
父、母共にロシア出身で、テニスプレーヤーでした。
父親は、アレクサンダー・ズベレフ・シニアと言って、世界ランキングは最高175位。
母親は、イリーナ・ズベレバ(Irina Zvereva)と言い、世界ランキングは最高22位だったので、かなりのレベルの選手だったのではないでしょうか。
両親は1991年にドイツに移住して、現在は共にテニスのコーチとして活動しています。
現在、ズべレフ一家はモンテカルロに居住していますが、ドイツとアメリカにも家があるそうです。
また、10歳年上のお兄さん、ミハイル・アレクサンドロヴィチ・“ミーシャ”・ズベレフ(Mikhail Alexandrowitsch “Mischa” Zverev)もサウスポーのプロテニスプレーヤーとして活躍しています。
2017年には、全豪オープンで当時世界ランキング1位のアンディ・マリー選手を破ってベスト8になって話題になり、世界ランキングは最高25位まで上げています。
ズべレフ兄弟でダブルスを組んで、デビスカップのドイツ代表に選ばれたり、ツアー優勝も果たすなどの活躍もしています。
このように、ズべレフ選手は、テニス一家に生まれ育ちました。
そのため5歳から英才教育を施されていて、2013年に16歳でプロデビュー、その年にあった全仏オープンジュニア男子のシングルスでは準優勝、翌2014年の全豪オープンジュニア男子シングルスで優勝するなど、早くから非凡な才能を発揮していました。
身長198cmの高さを生かした長身から繰り出すサーブが強烈で、ストロークもパワフル、
サービスを活かしたサーブ&ボレーが華麗なプレースタイルです。
しかも、バックハンド・ストロークは両手打ちなので、威力のある攻撃的なリターンも兼ねそろえています。
そして、何より女性ファンを魅了しているのが、金髪に端正な顔立ちで性格も優しそうな甘いマスクです。
まさに、「サーシャ」という愛称がぴったりのイケメンです!
ズべレフ選手の実際の性格は?というと、若くして英才教育を受けた事、厳しく指導されてきた事もあってか、精神的に強く、粘りを信条としたテニスをしています。
また、小さいときから負けず嫌いの性格だったようで、親が相手でも負けるのが嫌なので、勝つまでやるという向上心あふれる性格のようです。
ズべレフ選手は、2015年にはウィンブルドンへ出場し、グランドスラム(4大大会)初出場にして初勝利を手にするなど、着実にキャリアアップし、2年間で世界ランキング100位以内とスピード出世をし、その年は年間最優秀新人賞にも選ばれています。
2016年に入るとチリッチ選手を始め、フェデラー選手やワウリンカ選手などの大物選手を次々と破る活躍を見せ、才能が大きく開花しています。
さらにこの年は、2008年のチリッチ選手以来の10代でのATPツアー初優勝を飾りました。
そして、2017年には、フェデラー、ラオニッチ、ジョコビッチと並みいる大物を次々と撃破し、グランドスラムの次にレベルの高いマスターズ1000でも優勝を果たし、世界ランキングも急上昇し、若干20歳で世界ランキングトップ10入りを果たしたのです!
今年2018年に入っても、ツアー3勝を挙げ、通算でシングルス9勝(内マスターズ3勝)、
ダブルス1勝という目覚ましい成績で、世界ランキング3位にまで昇りつめています。
ズべレフ選手は、「テニス界の未来」という異名を持つ通り、ナダル選手も「テニス界の将来を担っているのがサーシャだ」 と一目置くほどの実力者に成長してきました。
今や、BIG4(フェデラー、ナダル、ジョコヴィッチ、マリー)を脅かす次世代のヒーローとして大いに期待されているのです。
ズべレフ選手が、近いうちにグランドスラム初制覇や世界ランキング1位も時間の問題だと見られています。
ズべレフ選手は今後、ケガなどに気をつけて、経験を積んで行くことでさらに安定感が増し、数年後には確実に世界トップの座に君臨する選手になっているのではないでしょうか!
アレクサンダーズベレフの年収はどのくらい?
アレクサンダー・ズベレフ選手の、現在の年収はどのくらいなのでしょうか?
何しろ、8千万円以上もする超高級腕時計を付けながら試合をするぐらいですから、相当の
収入があるはずです。
2017年は、優勝5回、準優勝1回、今年もすでに優勝3回、準優勝2回と、着実に成績を上げ、2018年8月27日現在の男子賞金ランキングでは、ナダル、フェデラー、ジョコヴィッチに次ぐ4位で、4,513,524ドル(約5億円)を稼いでいます。
これにスポンサー収入を合計すれば、軽く10億は超えるでしょう。
ちなみに、錦織圭選手は,昨年、フェデラー(約70億4千万円)、ジョコビッチ(約41億2千5百万円)に次ぐ約37億3千万を稼いでいます。
ズべレフ選手も、このまま順調に活躍し続けて、グランドスラムのタイトルでも取れば、スポンサーも増え、年収も飛躍的に増加するのは間違いないでしょう。
アレクサンダーズベレフについてるスポンサーって?
アレクサンダー・ズベレフ選手には、現在4社がスポンサーについています。
契約金額は全て非公開ですが、いずれも、ズベレフ選手への大きな期待度がわかるというものです。
まず、ウェアを提供してもらっているAddidas。
ズベレフ選手は、以前はNikeのウェアを着用していましたが、2016年2月(当時世界ランク78位)からAdidasとのスポンサー契約を開始しています。
当時のジュニアランクではナンバー1で、次世代を担うスター選手として注目を集めて、契約に至ったのです。
この契約は、当時のAdidasの広報から「Adidas Secures Tennis Ace」とう見出しでプレスリリースされ、将来のスターとの契約を見事に獲得できた、といった並々ならぬ期待が込められていました。
これにより、T・ベルディヒ(チェコ)、J・W・ツォンガ(フランス)、N・ジョコビッチ(セルビア)、女子ではC・ウォズニアッキ(デンマーク)、S・ハレプ(ルーマニア)らのスター選手と並んで、Adidas Teniss Familyの一員となりました。
次に、ジョコビッチ選手も使用しているラケットのHEAD。
兄のミーシャ選手と共にスポンサー契約を結んでいます。
ズべレフ選手とHEADの関係は、彼がテニスを始めた5歳のときから緊密に続いています。
ジョコビッチ選手同様、ズベレフ選手もHEADの製品開発者と定期的に会い、革新的なラケット、ストリング、アクセサリーの開発をサポートしてもらっています。
そして、高級腕時計のリシャールミル(RICHARD MILLE) 。
2016年6月より、同ブランドがミュンヘンに新店舗を出店した数日後に、リシャールミル・ファミリーへの参加が発表されました。
それから、フランスの自動車メーカーのプジョー(PEUGEOT)。
2017年3月より、F・M・デルポトロ(アルゼンチン)と共にプジョーと契約を締結しました。
ウェアの袖部分に「PEUGEOT」のネームがプリントされているのに、気が付かれた方もいるでしょう。
ちなみに、錦織圭選手には現在17社のスポンサーがついているそうなので、ズべレフ選手も今後の活躍と共に、スポンサーは大いに増えていくでしょうね。
アレクサンダーズベレフがすごい時計を付けている?
アレクサンダー・ズベレフ選手が付けている時計が話題になっているので、調べてみると、スイスの高級ブランド「リシャールミル(RICHARD MILLE)」のものとわかりました。
2001年にフランスのリシャール・ミルが創業したブランドで、「腕時計のF1」をコンセプトに、軽量かつ極限状況でも使用可能な機械式腕時計を製造しています。
しかも、加工が難しいチタンなどを用いた特殊な部品を多用していることなどから、ほとんどの製品は1千万円以上と高額で、全て限定品販売のため、一般には入手困難とされています。
ズベレフ選手が昨年5月のイタリア国際優勝の時に着けていた時計が「RM27-01」というモデルで、値段はなんと8千万円以上といいますから、「すごい」の一言に尽きますね!
ズベレフ選手はリシャールミル社とアンバサダー契約していますが、たぶん定価で買えるくらいは楽に稼いでいるのでしょう。
実は、ナダル選手も2010年からリシャールミルのアンバサダーです。
ナダル選手が付けているのは、本人のなんと名前入りモデルで、お値段は約1億円。
間違いなく、リシャールミルの中でも最高額クラスでしょう。
リシャールミルの時計には、ナダル選手と共同開発して、ラファエル・ナダルの名を冠しているモデルがたくさんあるそうです。
さすがに、上には上があるものですね。
他にも、有名アスリートがリシャールミルの時計を着けてプレーしています。
元バスケット選手のマイケル・ジョーダンやサッカーのネイマール選手、また俳優のシルベスター・スタローンなどスゴイ人ばかり!
まだ創業して16年ながら、今や「成功者の時計」と言われるトップブランドで、世界の様々なセレブが付けています。
日本では、ゴルフの宮里優作選手や有名プロデューサーの秋元康さん、歌手の郷ひろみさんなどが付けています。
デザインだけでなく、機械部分も相当こだわって作られているそうなので、メカマニアにも人気が高いそうです。
リシャールミルは安いモデルでも軽く1千万以上するので、一般庶民には到底手が出ませんが、一度はお目にかかってみたい時計ですね。
それにしても、そんなに高い腕時計をしながら、テニスの試合をしているのかと思うと、ズべレフ選手って、別の意味でも、本当にすごいですね!?
万一、ボールが当たって、時計が破損でもしたら・・・、なんて心配する庶民感覚とは、別次元の感覚の持ち主なのでしょう・・・。